猫にも献血がある?供血猫のしくみを解説

猫の健康

供血猫?

供血猫とは輸血の際に血液を提供するために、動物病院で飼育されている猫です。
全ての動物病院にいるわけではなく、比較的規模の大きい動物病院で飼育していることがあります。

供血猫の条件

・健康であること
・出産経験がないこと
・1~7歳程度であること
・体重が4kg以上であること
・過去に輸血を受けた事がないこと
など様々な条件があります。

どうやって選ばれる?

動物病院に預けたまま飼い主さんがいなくなってしまった猫や捨てられてしまった猫などが多いです。
病院で暮らしますが、スタッフの方々から愛情をもって育てられます。

輸血の流れ

猫の血液型はA・B・AB の三種類で、まずはドナーとなる猫と輸血を受ける猫の血液適合チェックを行います。
適合が確認されたら1kgあたり10ml程度を目安に輸血を行います。

ドナー登録?

供血猫はどの病院にもいるわけではないので、時には、患者さんにお願いしてドナー登録をすることもあります。
お礼として健康診断が無料になったり、ご飯のプレゼントがあったりします。

nekonimo

愛猫の病気をきっかけに2020年12月に猫健康管理士の資格を取得。そして、2021年2月22日より資格取得の知識を活かし、「猫にも人間レベルの健康を」という理念を掲げ、猫の健康情報を中心に毎日SNSにて発信。

毎日猫と暮らしている方のいろんな方々の健康相談などを受け、現在は、約14万人の方にフォローいただいております。

保有資格:猫健康管理士|猫疾病予防管理士|ペット災害危機管理士(R)

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