膀胱炎と尿石症何が違う?
猫にとって膀胱や尿路のトラブルはとても身近な病気です。
似ているようで異なる「膀胱炎」と「尿石症」の違いを整理してみましょう。

一番多い病気
猫の膀胱炎の中でも特に多いのが特発性膀胱炎です。
尿検査で結晶や結石、細菌感染などの異常が見られず、ストレスが原因の一部ではないかといわれています。

ストルバイト?
ストルバイトとは、尿石症の原因として多い結石の一種です。
ストルバイト結石は療法食で溶かせますが、シュウ酸カルシウム結石は溶かすことができません。

尿石症?
尿の濃度が高まるなどの理由から、尿中の成分が結晶化します。
そして腎臓から尿道につながる尿路に結石ができてしまう病気の総称が尿石症です。

ユリナリーって何?
療法食でよく見かける「ユリナリー(Urinary)」とは「尿の」「泌尿器の」という意味。
病名では「Urinary Disease = 尿路疾患」といった使い方をします。

その他の膀胱炎
膀胱炎には細菌性のものもあります。
この場合は、その細菌に効果のある抗生剤を投与します。
尿路結石の場合は薬や療法食で治療し、大きな結石は手術で取り除くこともあります。

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