液体のように見える理由
猫が液体のように見える理由は、身体がとても柔らかく器に合わせてその形を変えるからです。
人間がおよそ200本の骨を持っているのに対し、猫は240本もあります。

骨格に秘密?
猫は人間よりも肋骨が1本ずつ多く、腰椎は人間よりも2本多く持っているために、脊柱が柔軟に動きます。
肩甲骨は首の後ろにあり、鎖骨は退化しているので狭い場所も通れます。

お腹に秘密?
猫によっては「ルーズスキン」と呼ばれるお腹の皮膚がたるんでいる部分があります。
これのおかげで体の動きをスムーズにすることができます。

内臓が小さい?
猫は完全肉食動物のため、腸の長さが、雑食や草食の動物に比べて短いです。
そのため、内臓も小さく、体を丸めたりひねったりすることができます。

靭帯が柔らかい?
猫は靭帯と椎間板も柔軟です。
そのため可動範囲が大きく、手の届きにくい場所もキレイに舐めたりすることができます。
