アレルギーと思ったら?
まずは細菌・マラセチア・真菌・外部寄生虫などの感染がないかを調べて、必要に応じて治療を行います。
それでも食物アレルギーが疑われる場合は食物除去試験と食物負荷試験をします。

食物除去試験
原因アレルゲンとなる食物を含んでいないフード(除去食)を約8週間与えます。
この時、除去食以外を与えてしまうと正確な結果が出ません。

注意点
・多頭飼いの場合は食事をきっちり分ける
・おやつ、歯磨き粉、サプリメントなども控える
・拾い食いしないようにする

食物負荷試験
食物負荷試験とは食物除去試験前に与えていた元のフードを1〜2週間、少しずつ量を増やしながら与えます。
症状の再発がみられた場合には食物アレルギーと診断します。
注意点
・負荷試験を行う場合は、1回につき1品目ずつ行う。
・負荷により症状の再発がみられた場合には、その食物に対する負荷試験は中止する
